急な気温の変化にも、気楽に対応できる『カーディガン』
寒くなったら、羽織ってみたり、肩や腰に巻いてストール代わりにもできるカーディガンは、隠れた便利なニットアイテムです。
気温差が激しい季節の変わり目や、急な気温の変化にも、クローゼットにあると『いざっ』という時に、コーディネートを助けてくれます。
今回は『カーディガン』を少し詳しくご紹介したいと思います。
＝カーディガンの選び方＝【素材編】
春という季節は、暖かい時は汗ばむ事もあるし、寒い時は雪の時もあったり、気温差が激しいですよね。
そんな季節の春カーディガンは、コットンは入っている素材が良いかと思います。
コットンの素材は吸水性や通気性、保温性が高いという特徴があるのです。
その特徴を活かして、少し寒い時はウールが少し入った、コットンxウールやコットンxカシミヤなど、ウールとコットンが入ったものがおすすめです。
ウールも保温性はありますし、コットン100%より、暖かい素材となりますので、肌寒い時の温度調節には、とても便利な素材です。そして肌触りもコットン100％よりは、少しフワッと柔らかく、とても優しいソフトな感じが春先にピッタリかと思います。
そして。。暖かさを感じる日は、コットンメインの素材がおすすめです。
コットンは吸水性・通気性が高い性質もあるため、少し汗ばんだ時なども、大丈夫！コットン100％はもちろん、良いですが、
コットンxレーヨンやコットンxポリエステルなどのコットンと違う素材を混合した素材にも注目して下さいね。
コットン100％とはまた違う、肌触りがさらっとした素材もありますし、おすすめです。
あと、少し高級になりますが、シルクxコットンなども着心地の良い素材です。シャツ素材もありますが、もちろんニットにもあります。
上品な光沢とさらりとした肌触りは、他にはない特別感がある素材です。
最近の傾向として。。ニット素材もサステナブルを意識したものも本当に多くなりました。
オーガニックコットンや再生ポリエステルなども使われているものを多くありますので、一度、着心地を体験してみるのも面白いかと思います。
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夏のカーディガンは、暑いだけではなく、冷房対策として、お使いになられてる方も多いかと思います。冷房対策には必須アイテムですよね。
そう考えると、コットンは良いですね。そして、編地は薄手のものがおすすめです。薄い編地なら、軽いですし、着脱もすぐできて、
持ち運びもしやすく良いかと思います。
ですが、もっと暑くなってきた時は、コットンより清涼感がある麻の素材がおすすめです。
麻は通気性と吸水性、それに速乾性が特徴ですので、猛暑が続く、蒸し暑くなる日本の夏にはピッタリな素材です。
汗をかいても暑い日を過ごすには最適かと思います。
もし、麻100%のお手入れが難しそう。。しわにもなりやすいし。。など、少し苦手意識があって、敬遠している方は、麻100%ではなく、麻と何か違う素材、例えば、麻xコットンや麻xレーヨンなを混ぜ合わせた素材などが、いいのではないでしょうか。
麻100%よりお取り扱いが簡単になりますので、お家でお手入れしやすいものが多いかと思います。
夏のカーディガンは汗などでお家でお洗濯できる方が良いですよね。
お洗濯できるかどうかは洗濯絵表示を見て、確認できますので、ぜひご確認してお選びされることをおすすめします。
あと、和紙を原料としている糸もあります。個性的な糸ですが、とても軽くて、サラサラした肌触り。。
夏のカーディガンで、気持ちよく着ていただける素材です。
お取り扱いも意外と簡単で、お家でも洗えるものもありますので、日本の蒸し暑い夏のカーディガンにはぴったりです。
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秋のカーディガンは、春のカーディガンと同じ素材でいいかと思います。色がベーシックカラーなら、着回しもできそうですね。
プラス。。レイヤードが増える秋のコーディネートには、薄手のウールの素材やシルク素材も、おすすめです。
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冬のカーディガンは、ウール100％が着やすいと思いますが、ウールxアクリルやウールナイロンなどが入ったものも肌触りが良いものもあります。ウールにもたくさん種類があり、ラムウールやメリノウール、あとはカシミヤ、モヘア、ラクーン、ヤクなどの種類があります。
編地も薄いものから、厚手の編地まで、それぞれありますので、気温などによって編地の厚さが選べるように、何種類か持っているのも良いかと思います。
＝カーディガンの選び方＝【デザイン編】
~衿のデザイン~は、大きく分けて、クルーネックとVネックがあります。
⚫クルーネックは、ボタンを開けたら重ね着ができますし、ボタンを上まで止めたら、１枚で着用できるので、コーディネートが広がります。
⚫Vネックはインナーに色々なデザインが重ね着できて、楽しいです。
春や秋は、シャツやブラウスの襟付きのものをインナーに着るのも良いですし、
冬には、ハイネックやタートルネックを組み合わせてもスッキリ着こなせます。
夏には、Tシャツやタンクトップにレイヤードするのも素敵です。
~着丈のデザイン~は、大きく分けると、ショート丈(クロップト丈ともいいます）、普通丈、ロング丈があります。
⚫ショート丈は一般的にウエストより上までの丈のものを言います。
短い丈なので、ボトムはボリューム感のあるものがバランス良くなります。ロングスカートやワイドパンツなど。。あと、ロングワンピースとも相性が良いです。
⚫普通丈とは、ウエストより下、ヒップより上、骨盤くらいでしょうか。どんなボトムでもバランスのとりやすい丈です。
⚫ロング丈とは、膝より長い着丈の事になります。丈のバランスが難しいですが、ボトムはタイトシルエットやストレートのシルエットのものに合わせるとバランスがとりやすくなります。
ただ、冬の超ロングカーディガンは、伸びやすく、少し重さを感じる物もありますので、編地などを確認した方が良いかと思います。
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今回はニットのカーディガン選びについて、お話しさせていただきました。少しでもお役に立てれば幸いです。
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